60年以上の歴史に幕…羊ケ丘展望ビール園でジンギスカンをいただいてきました。
こんにちは。えぞまちグルメ部です。羊ヶ丘展望ビール園は、札幌市豊平区、「さっぽろ羊ケ丘展望台」の入り口にあるジンギスカンのお店です。この地で営業されて60数年。さっぽろ羊ケ丘展望台を訪れたことがある方であれば、一度は目にしたことがあるお店です。この羊ヶ丘展望ビール園が、なんと平成31年3月31日にて閉店してしまうとのことで、最後になるかもしれないと慌ててお店に予約をし、お邪魔してきました。
ジンギスカンはやっぱり道民のソウルフード
ジンギスカンといえば北海道、北海道といえばジンギスカンというイメージがありますよね。実際のところ北海道ではジンギスカン店が比較的多く見られますし、焼肉店でもラム肉が普及しています。この羊ヶ丘展望ビール園は、ジンギスカンをたっぷり味わえるお店ですのでジンギスカンが大好きな方にはおすすめのお店…だったのですが、なんとも残念です。
さっそく店内へ!
店内は非常に広々としています。お店のホームページによると、席数は300席。宴会でももちろん問題なし。家族や恋人と訪れるのもよしです。時間帯がよかったのか、閉店近くの時期でも比較的空いていました。テーブルも広々としていて、ジンギスカン鍋をどーんと置いてもゆったり楽しめます。この日は昼間に行ったのですが、夕方以降はビールをいただきながらという楽しみ方もジンギスカンの魅力のひとつですね。この日は烏龍茶をいただきましたが、コップではなく瓶で出てくるスタイル。なんとも味があります。
野菜もお肉も新鮮そのもの。
いよいよジンギスカンが到着。ラム肉の鮮やかな色が食欲を刺激しますが、それだけではありません。お肉を引き立たせる野菜もまた瑞々しく美味しそう!具材はラム肉、もやし、かぼちゃ、ピーマン、玉ねぎ、キャベツです。ジンギスカンといえば!の、王道の組み合わせです。
焼く工程もまた楽しみ
ジンギスカンはもちろん平鍋でもできなくはないのですが、中央が突起したタイプの「ジンギスカン鍋」で楽しめるのが嬉しいですね。このジンギスカン鍋の場合、周囲にもやしや野菜を配置して、お肉は中央で焼くのがスタンダードです。
お肉の焼ける香ばしい香りと心地よい音が響く
ラードを引き、お肉を載せます。火力はやや強めなので、ラム肉はすぐに焼けます。焼きつつ、話しつつ、食べるという喜びが味わえます。90分食べ放題のプランもありますが、私は野菜・ライス付きの「ジンギスカンセット」を注文しました。「生ラム」「冷凍ラム」「味付ジンギスカン」の三種類から選択可能ですが、今回いただいたのは「生ラム」です。
お店の自慢、「秘伝のタレ」は甘辛い味
お店に代々伝わる「秘伝のタレ」をつけてお肉をいただきます。やや甘辛い味で、ご飯との相性が抜群。ジンギスカンのタレといえばやっぱりこの味だよね、と納得してしまう味わいです。
無心で完食してしまう
お肉はお皿に山盛りのようにあったのですが、気がつくと一切れも無くなっていました。焼く、タレを付けて食べる、そのこと以外がほとんど頭に入ってこないほどの美味しさ。お野菜も残らずいただきました。閉店してしまうのが本当に残念ですが、北海道にはジンギスカンの店舗が数多くあります。これから来られる予定のある方はぜひ。また、現在道内にお住まいの方は、閉店が31日とのことなので、まだ間に合うかもしれません。最終日は混雑が予想されますので、お電話などで確認することをおすすめします。
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