北海道・積丹の海鮮をはぐくむ美しい海「積丹ブルー」!
こんにちは、えぞまち観光部です。
北海道の夏は短いですが、だからこそ短い夏を思い切り楽しみたいものですね。
海沿いの町も多く海水浴場も多々ある北海道ですが、なにも海は泳ぐためだけの場所ではありません。
今回は、積丹郡積丹町にある展望台から、「積丹ブルー」と呼ばれる美しい海をご紹介します。
「積丹ブルー」とは?
積丹半島から見える海(日本海)は、北海道から見える海の中でもとりわけ「青さ」が特徴です。これを指して「積丹ブルー」と呼ばれ、夏は観光に訪れる人も多くなります。
この「積丹ブルー」は美しいコバルトブルーが特色なのですが、このような美しい色になる理由として、積丹の海には緑色の海藻が少ないことが挙げられるのだそう。
海藻がないことで白い岩の色だけが海面に透過して、美しい「青色」に見えるのですね。「海底の砂漠化」と表現する向きもあるようです。
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「積丹ブルー」が見える場所
積丹ブルーが見える場所はいくつかあり、中には「日本の渚100選」に選ばれた場所もあります。代表的な景勝地としては、
- 島武意(しまむい)海岸 ※1996年「日本の渚100選」選出
- 神威岬 ※源義経が蝦夷地に逃れ、アイヌの娘と恋仲になったが破局する「チャレンカの伝説」がある場所
- 黄金岬 ※「宝島」が見え、美国港からも至近の展望台
が挙げられます。
今回「えぞまち」では、その中から「黄金岬」へ訪れた際の景観をお伝えします!
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黄金岬展望台から見える積丹ブルーを満喫!
黄金岬展望台は、美国港からすぐ近くにあり、初めての方でも比較的わかりやすい場所にある展望台です。


展望台までの道(チャシナの小道)は、「山登り」というほどハードな道ではありませんが、軽めのハイキングぐらいの距離と道の凹凸があるので、歩きやすい靴のほうが適しているかなと思います。


山道に慣れている方の足ですと10分ほどで、展望台が見えてきます。
木組みのオシャレな展望台ですね。
展望台からは、美しい「積丹ブルー」と、「宝島」の姿が見えます。
宝島は上空から見るとハート型なのですが、横から見ると切り立った断崖が見え、これはこれで迫力がありますね。
<動画>
また、反対側には美国港と美国の街並みも一望できます!
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せっかく積丹まで来たら、やっぱり「ウニ」!
美国周辺には海鮮丼を提供しているお店が数多くあります。今回えぞまちでは、「純の店」様で海鮮丼・うに丼をいただきました。
ちなみに積丹半島のウニについては、漁獲時期が6~8月、なかでも最高の旬は7~8月ですので、この時期を狙って訪れる方も多いようです。(えぞまちでは2019年8月に訪問)
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おわりに
北海道の短い夏、快適な冷房の下で過ごすのもよいですが、思い切り暑さを楽しむ選択肢もあります。
積丹の美しいブルーに癒やされる夏というのもぜひ検討してみてください、きっと後悔はしませんよ!
地図